2012年5月22日火曜日

「2012 Global workshop in Japan」 -中学校武道必修化を契機としたインクルーシブ教育の実現に向けて-

平成24年5月15日               国士舘大学武道・徳育研究所                         企画立案者:中島たけし・泉  賢司・小森富士登    平成24年度国士研究会実施計画(案)  1.タイトル:「2012 Global workshop in Japan」(仮称)    サブタイトル :-中学校武道必修化を契機としたインクルーシブ教育の実現に向けて-  2.共催:国士舘大学武道徳育研究所 / 国際武道大学(予定)   後援:文部科学省or厚生省(未定)/ 外務省(未定)/ 日本武道学会(予定)/     世田谷区教育委員会(予定)/ (一般)障害者武道協会(承認)  3.日時:平成24年8月21日(火) 13:00~17:00     一部:ワークショップ(13:00~15:00)     二部:実技指導(15:00~17:00)     三部:反省会(スカイラウンジ)  4.場所:国士舘大学世田谷校舎34号館(アトリューム)  5.趣旨・目的 今年度から武道必修化が定められた新しい中学校学習指導要領に基づく授業が始まりましたが、特別支援学校中等部の学習指導要領は中学校とは別個に定められ、この武道必修化の波は特別支援学校には及んでいない。しかし、特別支援学校の中には、東京都立青鳥特別支援学校のように昭和34年より体育教科として実施し、昭和44年より単元学習として10月~12月まで、柔道実技を取り入れて年間30時間、卒業までに90時間の柔道実技を行い成功している事例もある。(事故等が少なくなった実例)また、平成18年学校教育法施行規則などが改正され、障害を持つ中学生もいわゆる普通の中学校へ入学する道が明確に定められた。今後、武道授業の中に障害をもつ中学生が参加することにもなる。ユネスコのサマランカ宣言を背景としたインクルーシブ教育=包括教育の実現を目論んだ改革である。           障害を持つこのワークショップには日本の中学校、特別支援学校の指導者を中心に参加者を募り、特に事例発表に関しては富山総合支援学校の太田熊野教諭(本学OB 空手道部)、ルレオ工科大学のアニカ・ナズランド博士等を招聘して開催する。まだ、この分野に関してこの様なワークショップを開催した例が見当たらず、社会的にも大きな意義がある。参加者のみならず、マスコミなどを通じて広く世に問うワークショップとなる。 (中島)