拳法会の準備体操の歴史について、国民の健康を促進する目的で考案された国民体操・ラジオ体操(大谷武一氏)がモデルになっている。
*1928(昭和 3)年の今日(11月1日)は、ラジオ体操第一が放送開始された日。ラジオ体操は、国民の体力向上と健康の保持や増進を目的とした一般向けの体操のことである。*
このラジオ体操は、陸軍戸山学校にも採用された。戸山流の居合道、抜刀術も戦技向上のために戸山学校で誕生している。また、第二次世界大戦で敗戦した日本は、アメリカなどの占領軍GHQによりラジオ体操禁止令が発令された。
さて、拳法会は、このラジオ体操を参考にし拳法会にあったアキレス腱のストレッチなどを加味し改良した。さて、この過程で忘れては、いけないことがある加藤真一閣下の訓えである。加藤真一先生は、東宮御学問所で昭和天皇の教授をされており武課体操を担当されていました。加藤真一先生は、「陛下は、先生が考案した10分間体操を最後までやりとげられた。他の生徒は、途中でやめてしまったが陛下1人になっても続けられた。立派な方である。」と話をしてくれました。その10分間体操の要素と精神性も加えて拳法会の準備体操は、今日に至っています。
The history of preparations exercises of Kenpo Kai. Nation exercises(Radio exercises) became basic. The teaching of Shinichi Kato of the teacher of the Emperor Syowa increases, too.
世界拳法会連盟大橋千秋
参 考
昭和天皇の教育は、陛下を教育するため特別に設けられた東宮御学問所で以下、教授陣で教育された。
武課体操 加藤真一 (ホッケー普及にも貢献)
倫理 杉浦重剛
歴史 白鳥庫吉
地理 石井国次
法制 清水澄
国語・漢文 飯島忠夫
博物 服部広太郎
理化学 和田猪三郎
数学 石井国次・吉江琢児
フランス語 土屋正直他2名
習字 日高秩父・入江為守
美術 瀧精一
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