2009年5月26日火曜日

日本人なら「武士道」の訓え! 武士道と実業道

西洋哲学のソクラテスや功利主義もいいけれど日本人は、やっぱり「武士道」ですね。葉隠れにある恋愛「恋の至極は、忍恋と見立て候」など、なんともいえない深さと究極の恋愛の実感がうかがえる。「好きだと告白すると、半減する!忍んだ恋は、心の中で燃えつづける」なるほど!!その深みを経営に活かしている人物としリンナイの内藤進(明人)さんがいることは、以前紹介した。功利主義に走らず「義」をもって決断し「品質こそわが命」を貫いている。 名刺交換のとき内藤氏は、「ガス器具屋の内藤と言います!」と名刺を差し出す。「品質、技術こそ武士の魂」といっている。労使のハザマで悩み血を吐いたと言っていた。命をかけ真剣に取り組み我が命より重たいものを持ってこそサムライと言えるのだろう。             世界拳法会連盟 会長大橋千秋

 追伸:6月24日偶然にも名古屋駅のパン屋でお昼のパンを買っている内藤さんに会った。内藤さんが「やぁ!」と言って手を上げた。「プレジデントの武士道の記事見ましたよ!あれは、私の十八番ですよ!」と言ったところ「そうだね!」と微笑んでいた。 ここでも先哲の師にあった。  
 「兵法の理を諸芸諸能の道となせば、万事において我に師匠なし」宮本武蔵の言葉である。これは、「師は、不要ということではない。森羅万象全ての事が我が師と言うことである」

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