今年は、「太平洋戦争70年!」名古屋の足立顧問からソロモン諸島への慰霊ツアーの案内をもらいました。
また、映画では、サイパンを舞台とした「太平洋の奇跡」が上映されます。
いま、若者に、この戦争のイメージを聞くとアメリカ・イギリス・豪などの連合軍は、「紳士」で「日本兵は、残虐で無謀な戦争をおこし降伏せずに自殺する」というイメージだとの答えでした。
本当に残虐ですぐに自決するのが当時の日本人だったのでしょうか?私たちの父親や祖父たちは、そんな人格の持ち主だったのでしょうか。わたしは、父親に尋ねた事があります。父親は、「一般人がどんなに残虐殺されたか、お前には、分らない!日本兵の規律は、どの国にも負けない!日本兵も人間だ!」といっもムッとしていました。自分自身が例えば、サイパン、硫黄島などの戦場におかれた時どうするかと自問自答してみました。そうすれば、物量で勝算のない戦場で少なくとも祖国、家族を守る為に死んでいった人達に罵声を浴びせることは、絶対に出来ないとおもいます。
その島に住んでいた子どもや女子、一般人がそんなに簡単に自害・自殺出来るわけがないと思わざるおえません。 降伏や捕虜になることが出来ない環境であったのでは、ないかと思いました。イラク戦争やアフガン戦争、ベトナム戦争を見る限り「紳士」であったと思えません。
そこで、ドイツと日本の第二次世界大戦を比較し、少し調べてみました。
兵員死亡 兵員行方不明 一般人死亡
ド イ ツ(本土決戦) 2,100,000 2,900,000 500,000
日 本(沖縄のみ) 約2,300,000 約800,000(一般人の死亡が多い)
捕虜&行方不明
ド イ ツ 3,400,000
日 本 810,000(降伏して捕虜になった人が少ない)
日本は、捕虜になった人が圧倒的に少なく、ドイツは、国内で激戦があったにかかわらず、日本は、一般人で殺された人が圧倒的に多い事が分りました。降伏できなかったのでは?と思わざるおえませんね。
わたしは、日本国民、とくに若い人達が持っているイメージに間違いがあると感じるようになりました。
よくよく、各々が調べて正しく認識する必要があるのでは、ないにでしょうか。また、この残虐な悲劇が二度とくり返さないようにするには、どうしたらよいのかを この、太平洋戦争70年を機会にもう一度考える必要があると思います。
是非、みなさん調べてみてください。
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