武道の世界には、一般的な善悪はない。武士(サムライ)として課せられた「道徳観」のみである。道徳観とは、道徳についての総合的な見方である。
一般人の行動とは、宇宙観との基礎の上に自分の道徳観、処世観が再び明瞭に自覚された中でのものである。
これは、善悪は、臨機応変であるともいえる。戦場において武士(サムライ)は、想定にとらわれるな!独立した判断力を養えと言う事である。判断力により生か死が決まる。東日本大震災で指定された避難場所へ逃げるか!山の上に逃げるかを中学生が「山の上に逃げるようと判断して小学生の手を曳いて逃げた。この判断で多くの命が助かった」と聞いた。「臨機応変、独立した判断力教育」が大切である。
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