中学校での運動部への所属率は、73.9%他の部活に所属する者は、17.1%で全体の91%の割合(ほとんど全員)が所属している。また、部活の数から見てみると、北京オリンピックの競技種目が28であるのに対して、1校あたりの運動部の部活数は、15部なので希望する部活が満足にあるとは考えにくい。更に少子高齢化が進めば、勝利至上主義で勝ち上がる部活と面白い競技に部員が集中する。また、チーム構成人数が多く必要とする種目の部活も存続が出来なくなる。
また、部活動が充実していると関係者は、思っているようだが中学の運動部所属者73.9%が高校に成ると激減し49.0%となる現実がある。多くの先生、父兄は、試合でよい成績を出す部活を充実している部活と見ている。更に、明確な部活教育性を目標としデーター、結果を持っている教師は、ほとんどいない。 この状況を解決しない限りヨーロッパのように生涯スポーツ・教育につながるとは、考えにくい。
この状況では、地域クラブスポーツは、完全に育たなくなり底辺の「スポーツ経済・経営」は、日本では、成立しない。無理に選手を揃えようとするので死亡事故、けがも多い、ここに原因がある。
しかし、日本の特徴である「部活」は、教育として正しく取り組めば、大きな効果が挙げられる。正課とし明確な教育指針を示し担任教師任せにしないことも大切である。教師に資質や知識が十分なく「夜、7時、8時まで練習すれば、成果が上がる」と思っている愚かな教師がいること自体是正しなくては、ならない。click1 click2 click3
運動部活動の在り方に関する調査研究報告 (中学生・高校生のスポーツ活動に関する調査研究協力者会議) 中学の保護者87.4%が部活に満足しているとしているが現場としては、正しいものなんのか疑問に思う。
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