試し合い(試合)は、己の技量を試す場で武道の求める目標ではない!
平法の剣(塚原卜伝 鹿島新当流)や活人剣(上泉伊勢守信綱 新陰流)は、拳法会と同じく「和の武道」、「幸せの武道」を目指していたと考える。
競技、スポーツでは、所詮、競い合う事で不安が生まれ、健全なる心の幸せには、つながらない。勝者は、常に1人!その勝者も限りなく闘わねばならぬ!常に幻にさいなまれる己のみが残る。その、状況下では、真の「和の武道」は、見つけられない。武道教育とは、幸せの道しるべを示すことにある。
試合(ためし合い)の愚かな者になっては、いけない。そこには、「和の武はなく」幸せはない。
学校で部活動や武道必修化で指導する先生は、ご留意いただきたい。部活、柔道、剣道、拳法は、健全精神を養うと思う迷信から脱却しなくてはならない。
世界拳法会連盟 大橋千秋
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