この日も京都に向かう新幹線のなかで「セイジもいつも一緒だ!」「俺達は、オーストラリアで共にすごした、あの日のままだ」と言うのは、中島豸木教授(国士舘大学・柔道)である。中島豸木、大橋千秋(拳法会・剣道)、故榊原清司(拳法会・柔道)は、オーストラリアTas警察士官学校で共に武道をとおし将来の夢を見ていた。
●武道を通して子供たちの世界の架け橋になろう!
●日本の心や文化を子供たちや世界に継承しよう!
真剣に考えていた。 しかし、榊原は、 四十七歳で志なかばで、なくなった。 今回も中島、大橋は、障害者の自立支援の役に立とうと社団法人障害者武道協会設立のために奔走した。大阪の村井正直顧問にご挨拶に行く車中!中島豸木教授は、「セイジも、いつも一緒だよな!」とぼっりと言った。
その通りである。今では、正統にその心を継承したものが、世界の大陸で活躍し全世界へ和を広げている。黙々と稽古に励み世界の平和のために尽力している。すべての弊害を乗り越えて! 村井先生の「今あることは、本当に真理なのか?わからない!真実とは、時を隔て突然に現れるものだ!」これが、この日の訓えであった。
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