親であれば、親子の理想が当然あるはずだ。父親、母親は、それぞれどんな親子関係でありたいと理想をもっている。野球漫画「巨人の星」では、巨人軍の幻の名三塁手といわれた父親、星一徹が太平洋戦勝で負傷し選手として挫折するが、息子の飛雄馬にその夢をたくし「大リーグボール」を生み出し「天井に輝く巨人の星となれ!」と目標に向かい邁進するドラマである。はじめは、「親子」であるが「師」にかわり最後は、敵となって息子「飛雄馬」の前に立ちふさがる。男親にとっては、理想の父親像として憧れる。 貧しい一徹は、日雇い労働者としてお金をため息子、飛雄馬を名門のお坊ちゃま学校の青雲高校に入れようとする。その面接でPTA会長は、つぎはぎだらけの学生服の飛雄馬に「君の父親の仕事は、なにか?」とたずねる。飛雄馬は、「日本一の日雇いです」と答える。日雇いで土方をしながら飛雄馬の為に!親子共に巨人の星を掴む為、青雲高校を選び、入学の為にお金をためている事を知っていたからである。ネクタイをした今の父親像とは、違い。昔は、ねじり鉢巻でツルハシをふるう、こんな親父像だった。今、父親、親子の絆をもう一度考えて見たい。
余談だが、高校の無償化が決まったようだが、こんなドラマは、うまれないだろう。
余談だが、高校の無償化が決まったようだが、こんなドラマは、うまれないだろう。
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