2009年3月20日金曜日

武道の段位は、道着や帯は、どのようにして生まれたか?

 先ず段位については、将棋の段位を柔道の開祖嘉納治五郎(Jigoro Kano)が努力の励みとして取り入れ普及しました。しかし、それ以前にも示現流などでは、段位をあたえていました。皆さん御存知のように将棋の開祖は、大橋宗桂(Ohashi Sokei)1555年(弘治元年) - 1634年4月6日(寛永11年3月9日)です。将棋の段位制度で努力を認めたわけです。
 次に、道着ですが柔道で初めは、襦袢を改良し白い帯を使用していましたが稽古を積むに従い汚れて茶色くなり黒くなる過程で黒帯が誕生しました。黄色やみどりの帯は、指導者のいない外国で使用されていたのが逆輸入だと思います。空手道は、船越義珍が嘉納治五郎と演武をおこなったときに柔道着を使用し行い改良されていきました。もともと、琉球や唐手には、決められた稽古着は、ありませんでした。このような歴史的な流れがあるので私たち日本人が、あまりカラフルな道着や帯に違和感を感じるのは、襦袢の改良であったり!努力による帯の汚れが黒帯の誕生につながった為では、ないかと思われます。

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