昭和40年ごろは、高校野球がスポーツの花と言われ中京商業が春夏連覇した。野球のことは、わからないが、嬉しくて、よく電車のなかで一緒になるので「どういう練習をしたら勝てるんだ?」と中商の友人に、よく聞いたものだ。答えは「みんな同じように練習しているのだから素質だよ!」と言われたのを記憶している。 テレビやマスコミにもてはやされている彼らに反して汚く汗臭くさく決してもてはやされない道を進む朝倉邦夫は、「俺は、花と咲くより踏まれて生きる草の心が好き!」だと言いきっていた。
今の日本の高校生でそんな価値観を持っている者は、いるだろうか? これこそ、武士道の心、日本を正しく導く心である。こんなことが言える若者を拳法会は、育てたい。
吉川英治の著書「宮本武蔵」や冨田常次郎の「姿三四郎」の日本武士道の「心・魂」を「華や」かさや「利」「金銭」の西洋スポーツに覆われ消えてしまうようなことがあっては、いけない。
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