柔道整復実技
学籍番号211104 大橋忠幸
8月10日に後楽園ホールで行われたWBCミニマム級タイトルマッチが行われた。
王者の井岡一翔選手が指名挑戦者のファン・エルナンデス選手に3-0の判定勝ちし初防衛に成功した。
自分は大学時代にアマチュアボクシングをやっていたので、その時に「高校6冠」など大会成績を残していた井岡選手の名前は雑誌などでよく目にすることがあった。
アマチュアから今年の2月にプロ入り7戦目という日本最短キャリアでの戴冠を果たした井岡選手にとって挑戦者のエルナンデス選手はランキング1位、構えが左右のスイッチを繰り返すスタイルで軽い階級ながらKO率が約7割という、実績と技術が共に高い挑戦者との初防衛戦となった。
実際に試合が始まると井岡選手を軸にスイッチを繰り返して動き回り、あらゆる角度から出してくるエルナンデス選手のアッパーに高い技術を感じた。
一方の井岡選手はガードを上げて左ジャブで相手との距離を上手くとり、左ジャブ→右ボディなどのコンビネーションをつかいながら、上下の撃ちわけが非常に有効で、実際にエルナンデス選手もボディのパンチを受けて体を折り曲げるシーンが何度かあった。
更に井岡選手のジャブで鼻血を出したため後半のペースは一方的な井岡選手ペースで試合が終了した。試合中の鼻血は自分も経験があり、非常に呼吸がしにくいため大きく体力が削られる。
井岡選手は今回の試合が初防衛戦という精神的にも大きな重圧がかかると思うなか、非常に落ち着いていて終始ペースを握るそんな試合展開であった。
自分よりもリーチが短い相手に左ジャブで距離をコントロールし、相手のパンチはバックステップで外すなどして相手の攻撃を潰していた。あとスイッチを繰り返しながらリングを大きく回りながら攻撃を得意とするエルナンデス選手に対する足の運びが上手で、井岡選手が少ない動きで追い詰めることによりエルナンデス選手の運動量が多くなり
後半にスタミナが切れた要因つながったと感じた。井岡選手のKO勝ちを期待できるような場面もあったが、両選手とも非常に高い技術を持っていた。
を持った良い試合だったと思います。
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