「数字と結果で判断してよいのか!」 日々、もっと大切なモノがあるのを忘れていないか?
この事が良くわかるのが戦争である。
硫黄島を舞台とした映画「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」は、日米の戦いの壮絶さと悲哀をあらわしている。
米軍死傷者2万8千人、日本軍2万人が死んだ。この数字を見て皆さんは、どう思うでしょうか?
「日本軍2万1千に対し米軍6万・・・・そこそこ、やったね!」と日本人であれば、思うだろう。これは、とても恐ろしいことだと思う。「数字では、ない!一人ひとりの生活のある命である。米軍の将兵の命も同じである。」
次は、「勝ったか?負けたか?」の結果である。
これも、アメリカ側にとっては、「勝ったと胸を張る」だろう。結果判断の恐ろしさである。 勝つとまた、前線の将兵のことを忘れてまた、戦いを肯定する。
第二次世界大戦「硫黄島」で「数字・結果第一主義」での盲点を述べたが、教育や政治、経済の面でも、さらに深く考えるべきと思う。 柔道の嘉納治五郎は、オリンピックになることに決して賛成していない。武道は、スポーツやゲームと異なり精神教育・徳育に重きがあるからである。
拳法会は、静かにその持つ天命を鑑み、また、進み社会・世のためにならなくてはならない。
Kenpo Kai do not estimate it as a number by a result. There is not Kenpo Kai by sports and the game. It is the purpose to teach education as Budo and morality. The number is dangerous. The evaluation of the war is not possible with the body count.
世界拳法会連盟 大橋千秋 IKKO Chiaki Ohashi
怖いね!
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