拳法会の理(ことわり)は、剣の理であることは、以前にもお話した。空手系と思われがちだが宗家・大橋千秋の師に空手の師は、いない。大橋の同輩である三重県県道連盟理事の剣道教士七段の片岡直博も「拳法会の理(ことわり)は、剣の理である」ことを肯定している。「押忍」の挨拶から全てが若き日に学んだ伝統を継承している。打撃、関節技を中野師範に学び、長嶺耕史先生(師であり先輩でもある)により初めて剣道の手ほどきを受け、海外で他の武術影響をうけ秘かに「真の武道の継承」をしているのが拳法会である。
合気道の塩田剛三と大橋千秋が若き日に語らう中で共通するものを感じたのは、ここにちがいない。合気道、鳴鶴会副会長の高橋一郎先生が「合気の理は、剣である」と言った言葉にもうなずける。
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