2013年4月23日火曜日

「子どもは、師・親の事が良くわかるものだ!浅井隆夫師範が合宿で言いました。!

武士(サムライ)の子育て
 「子育ては、重いからこそ母親以外には出来ない。」 常に「皆男の仕事、血なまぐさき事也」
 女性だからこそ立派な子どもが育てられる。子どもも良く分っている、母親が子育てに疲れていたら子どもは、自分の事で疲れている事が判り親子の愛情が軽くなるものである。また、父親は、決して補えないものである。それ程、母親の子育て、愛の重さは、重きにあるものである。
 それが判らないと「男脈と女脈がなくなり、医師が脈をとっても女か男かわからなくなる。」
                          葉隠れ武士道の訓え

2013年4月21日日曜日

2013年三ケ日青少年の家 体験学習合宿 4/20-4/21 「日本の若者も捨てたものではない!」

日本の若者に、それほど悲観する事もない!以下のような立派なスピーチができた。
拳法会の体験学習合宿では、「スピーチ」がある。その場でやれといわれる。

 高校1年になったばかりの喬ちゃんが「天逆鉾(あめのサカホコ)・私たちは、日本を知ろう!」と題してスピーチをした。

 ●わが国の神話、古事記や日本書紀から日本誕生の話をした。

 世界ができた頃は天と海があっただけで、ほかには何もなかった。そこで大地を作る使命を持った伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の男女の神は、「天の浮橋(天と地をつなぐ橋)」から天沼鉾(あめのぬぼこ)で大海原をかき混ぜた。すると,天沼鉾より滴り落ちた塩が固まり、「おのころ島」が生まれた。伊邪那岐命と伊邪那美命は、おのころ島へ降りると結婚して日本列島を生んだという。

 なお、伊邪那岐命と伊邪那美命の夫婦の神は大海原をかき混ぜるときに天沼鉾の柄でかき混ぜたため、槍の刃が天を向く形(通常,槍は下を向く形が正常)となったことから、天沼鉾は天逆鉾(あめのさかほこ)と呼ばれた。

 しかし、伊邪那美命(いざなぎのみこと)が、火の神である軻遇突智(かぐつち)を産んだ為、火傷を負い死んでしまう。

伊邪那岐命は、伊邪那美命に逢いたくて黄泉国(よみのくに)まで逢いに行くが、そこで決して覗いてはいけないという約束を破り恐ろしい伊邪那美命の姿を見て逃げ出し黄泉国の入り口を大岩で塞ぎ伊邪那美命(いざなみのみこと)と離縁する。

 その後、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)は、「筑紫の日向の橘の小戸(おど)の阿波岐原(あわきはら)(檍原)」(宮崎市阿波岐原町。江田神社=神階正一位)の近くで、結婚し様々な神が生まれいる。最後に天照大神(あまてらす)・月夜見尊月読命(つくよみ)・建素戔嗚尊速(すさのお)の三貴子が生まれた。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)は三貴子にそれぞれ高天原・夜・海原の統治を委任した。・・・・!

 「この様に、私たちは、神話を含め多くのことを学び知り、わが国、日本を理解し、愛し、夢と希望をもってドラマチックに生き抜く必要がある。」と話した。
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 この高校1年生に拳法会の指導員たちは、日ごろ見ぬ姿をみて驚き感動した。
 最後の日に合宿場所の所長が言った。「皆さんは、今回、拳法の稽古でない生活を共にして違った意見や考えを受け入れ自分の考えを持つ事の大切さを感じえていただいたと確信します。」