『試合』の語源
奈良時代(710-794)に運命の流れに「為合わせる」の意味から「しあわせ(為合)」と言う和語がうまれ運命の流れに任せることが「しあわせ」と意味した。
室町時代(1336-1573)に「しあわせ」に「仕合」の文字があてられ運命(天命)から相手にも想定が広げられるようになり人が刀を持って向かい合うことを「仕合」とした。「お互いに切磋琢磨して武士道の向上に努める」手段となっていった。
幕末から明治時代になると、「しあふ(為合ふ)」の連用形「しあひ(為合ひ)」が変った。そして、1946年11月16日以降、「しあひ」を「しあい"試合"」と称した。
従って、「為合」が当て字の「仕合」「試合」となっていったのである。
『敵討誰也行燈』 文化十三年丙子孟春 1816年にも
「挾隈富之進と為合(しあひ)仰(おふせ)つけられ下さるべし」とある。
拳法会 053-439-0909
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