戦後、武道・武士道の賛美は、民主主義を否定し阻害する軍国主義を助長するかに思われ糾弾され武道禁止令までGHQにより発令された。人々は、民主主義に夢と希望を抱き厳しい入試競争からはじまり仕事経済競争に邁進してきたが勝利至上主義、能力主義の結果、格差と強者のみが享受しコントロールする世界に気付き失望していった。まさにウクライナ戦争や世界で起きている悲惨な事態は、強国強者の理不尽なコントロールでしかない。
「誰かのために生き、誰かのために働き、誰かのために命を棄てる」と云う「武道主義」は、今や大衆には、ナンセンスとしか受け止められないかもしれないが武道学を学ぶものの中に一途の光を見出して登っていくと感じざる負えない。
世界拳法会連盟 会長 大橋千秋
0 件のコメント:
コメントを投稿